こだわり店主_小山博道の【ほいりげ講座】
【1】ナニ!まぼろしのワインだって?
【2】ところが・・・あるキッカケで・・・。
【3】このワインは一般の酒販店では売っていない?
【4】何も加えていない本当の「生」だ
【5】運が良ければ?!シャンパンに負けない味わいの発泡ワインに変身...。
【6】どこにでもない、こだわりの逸品です。
【7】こだわりコヤマの「ほいりげ愛飲家」七訓


ナニ!まぼろしのワインだって?

ワイナリーで醗酵中のワインを見たことはありますか?
タンクの中でプツプツと泡がわき上がり
盛んに醗酵しているワインの芳香が心地よく感じます。
まだ濁っているこの生ワインを飲めるのは
発酵後、ただちに冷却、瓶詰めされる毎年11月からです。

ワインとして商品化するには
亜硫酸塩(SO2)を加えて酵母を殺したり
加熱や濾過をして酵母を取り除くなどして
醗酵を止めてから瓶詰めするのが常識的です。

「醗酵中のワイン」をそのまま瓶詰めするとガス圧で栓がとんだり
ガラス瓶が破裂して思わぬ事故を起こしたりすることを考えると
商品化に踏み切れないのが現状なのです。

 

 

ところが・・・あるキッカケで・・・。

山形県の月山のふもと
西川町にある「トラヤワイナリー西川工場」では
この「まぼろしのワイン」を1987年から商品化していたのです。


ここの社長、大沼保義氏がワインの研究で
オーストリアはウイーンの郊外グリンツインク村のぶどう園を訪れたとき
ちょうど新酒の出来た時期でした。
村の居酒屋では、この出来たてのワインを
ジョッキでビールの様にお客さんに出し
シュランメル音楽と言われる民族音楽を楽師たちが演奏し
にぎやかにお祭り騒ぎをしていました。

この生の新酒を
ドイツ語で現地では「ホイリゲ」「ホイリガー」とよんでいました。
「今年出来たばかりのぶどう酒」という意味です。

大沼氏はオーストリア からかえって、直ちに「ほいりげ」の商品化に取り組みました。
発酵後のワインを直ちに冷却、酵母の活動を止めた状態でボトリング、コールドチェーンで
販売するしくみを考えました。

 

このワインは、一般 の酒販店では売っていない?

醗酵後のワインを冷却してボトリングした「ほいりげ」は
温度管理に細心の注意を要するため
ワイナリーでも取扱店を厳選し
認定した店のみでしか販売を許可していません。
この商品を販売する際お客様によく取扱いを説明が出来る店、
温度管理のしっかり出来る店に限定しているのです。

 

何も加えていない本当の「生」だ。

この「生ワイン」は
殺菌や醗酵を止めるために使う亜硫酸塩を全く使っていません。
輸入ワインに使われている保存料のアスコルビン酸ももちろん使っていません。
この点ではいわゆる「無添加ワイン」のカテゴリーに入るでしょう。

アレルギー体質の方や化学物質過敏症の方は
一般のワインを飲むと「頭が痛くなる」と言われます。
それは添加物のせいだいわれています。

ワインの栓を抜いたときツーンと鼻をさす匂いを経験されたことはありませんか?
あれが亜硫酸塩特有の刺激臭なのです。
酵母が残ってるため白く濁っています。「濁りワイン」といわれるのもそのためです。

生きているワイン酵母はいろんな栄養素を含み
さらに整腸作用もあることから
健康回復や免疫力強化に役立つともいわれております。

 

運が良ければ?!シャンパンに負けない味わいの発泡ワインに変身...。

この「ほいりげ」は
生きているワインのため、保存の仕方によっては
味や香りが変化することも考えられます。
中には、 秋に購入して年明けの際飲んだところ
ビンの中で変化が進み、
シャンパンに負けない味わいの発泡性のあるワインが出来上がり
より華やかに愉しむことができた方もいます。

また、「ほいりげ」を 冷蔵庫で縦にして2年も低温保存し
深い味わいの「古酒版ほいりげ」を愉しむことの出来た
運の良い人もおります。
もちろん 「ほいりげ」は旬のワインですので
お早めにお楽しみ頂くのが一番です!


どこにでもない、こだわりの逸品です。

この日本初!山形生まれのまぼろしのワインを「ほいりげ」と言います。
契約栽培の地元山形産 のぶどう(セ−ベル、マスカットベリ−A)を原料とし
糖も酸も亜硫酸も一切加えていない全く無添加のピュアな生ワイン です。
低温発酵し、冷却し酒石酸を沈め、上澄みだけをボトリングしたものです。
フレッシュでフルーティーな芳香と味わい、そして弾けるようなピチピチ感は
酵母と酸素がボトルの中で元気いっぱいの証明なのです。

前述の通り
取り扱いに多少注意が必要なワインですが
身体にやさしく、旬を満喫できるこの「ほいりげ」は
どこにでもない、こだわりの逸品なのです。

 

ワンストップコヤマの「ほいりげ愛飲家」七訓

  1. 強く振るな、衝撃は禁物!赤ちゃんを抱くように扱うべし。
  2. 横にするな!栓が飛ぶ。「ほいりげ」は立てておくべし。
  3. 摂氏5度位、低温で保存すべし。
  4. 栓は吹きこぼれぬよう布等で包みやさしく抜くべし。
  5. よりフレッシュに発泡感覚を愉しみたければ、室温で半日置き再度冷やして飲むべし。
    (この場合、栓が飛ばないように布をかぶせ縛っておく。)
  6. グラスに注ぐ時は、沈殿物が舞い上がらないように静かに注ぐべし。
  7. 本来ほいりげは収穫を祝うもの。飲むときは楽しく陽気に感謝の気持ちで飲むべし。


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